こんばんは。CPAP Labです。
今回は、いつもとはがらっと内容を変えたコラムをお届け。
睡眠にまつわる名画がテーマです。
人間の人生の約3分の1は眠っている時間。
そんな長い時間を過ごす「睡眠」にまつわる絵画も実は意外と多くあるんです。
名画の中の眠っているモデルを眺めながら、その時代に思いをはせてみるのもよいかもしれません。
ということで、さっそくご紹介していきたいと思います。
■もくじ■
・エドワード・バーン・ジョーンズ『眠り姫』
・アルベール・アンカー『木のベンチで眠る少女』
・フェルディナント・ホドラー『夜』
・アンリ・ルソー『眠るジプシー女』
・ヨハン・ハインリヒ・フュースリー『夢魔』
・ジョン・ウィリアム ・ゴッドワード『いたずらと睡眠』
エドワード・バーン・ジョーンズ『眠り姫』
エドワード・バーン・ジョーンズは、イギリス生まれのラファエル前派の美術家です。この『眠り姫』は、ヨーロッパの古い民話「眠れる森の美女」をモチーフとした作品です。物語を想起させるとてもメルヘンチックな作品ですね。
アルベール・アンカー『木のベンチで眠る少女』
次はこちら。文字通り、女の子が木でできたベンチで眠っている作品ですね。
こちらは、1800年代にスイスで生まれた画家アルベール・アンカーの作品です。
アンカーの作品には、スイスの子どもたちや生活を描いたものが多くあるようです。
この作品、場所や服装から推測すると、どうも夜ではなく、昼のように見えます。遊んでいて疲れて眠ってしまったのかもしれません。なんだか生活感が伝わってきますね。
ちなみに、睡眠時無呼吸症候群の発症率は男性が多いのですが、女性や子どもでも発症することがあります。詳しくはこちらのコラムで。
フェルディナント・ホドラー『夜』
こちらは複数の人物が描かれていますね。男性も女性もいます。作者のホドラーは、さきほどのアンカーと同じくスイス生まれの画家です。こちらの『夜』はホドラーの代表作と言われており、夜をテーマにした作品を他にも多く手掛けていたようです。
人物の曲線も生々しく表情もリアルで、寝息やいびきが今にも聞こえてきそうですね。
また、男性は3,4人ほどいますので、そのうちの何人かは睡眠時無呼吸症候群だった可能性もゼロではなさそうです。
CPAPが登場したのは1980年代になってから。この『夜』はそれよりも100年ほど前の1889年の作品ですので、この時代にはまだCPAPはありませんでした。
もしこの時代にCPAPがあったら、この中の誰かがCPAPを装着していた画になっていたかもしれません。
CPAP Labで現在取り扱い中の商品を是非おすすめしたいと思います。
アンリ・ルソー『眠るジプシー女』
アンリ・ルソーは19世紀末から20世紀初頭に活躍したフランス出身の素朴派の画家です。こちらは1897年の作品。
砂漠でさまよっているライオンが、疲れて眠る女性に近寄っているという構図のようです。なんだか幻想的ですね。
ちなみに、ライオンも眠っている時に無呼吸になったりするんでしょうか?答えはこちらで。
ヨハン・ハインリヒ・フュースリー『夢魔』
ちょっと恐ろしげな作品ですね。イングランド系スイス人画家であるヨハン・ハインリヒ・フュースリーによって1781年に描かれたものです。
眠っている女性の上に小さな悪魔のようなものが座っています。この悪魔については、女性が今見ている夢の内容を表しているという解釈もあるようです。
睡眠時無呼吸症候群の場合、横向きに寝ることで、気道が詰まりにくくなり、症状が改善することがあります。この女性がもし無呼吸症候群なら、ちょっと体勢がよくないようです。もう少し頭を起こしてあげたいですね!
ジョン・ウィリアム ・ゴッドワード『いたずらと睡眠』
イギリスの新古典主義の画家であるジョン・ウィリアム・ゴッドワードの作品です。古代ローマやギリシャの衣装をまとった女性像を描いて人気を博したそうです。こちらの2人の女性も古代ヨーロッパの服を着ているようにみえます。
眠っている女性にもう一人の女性がいたずらをしているようなのですが、職業柄なのかずれたCPAPのマスクを直してあげているようにも見えます。
頭の先にスペースがあるので、そこにCPAP装置を置くのがベストポジションかと思います。
ということで、今回は眠りにまつわる名画のご紹介でした。今後生まれてくる現代絵画にはCPAPが登場する名画も出てくるかもしれませんね!
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