ResMed(レスメド)社製AirMini‐アプリ「AirMini by ResMed」の使い方

最近認知度がぐんぐん上がっているResMed(レスメド)社製の携帯用CPAP、「AirMini」。

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今回は、AirMiniを使いこなすためには欠かせない、スマホアプリ「AirMini by ResMed」の使い方についてご説明します。

海外メーカー製ということもあり「アプリの表示は日本語?」という問い合わせが多いのですが、ご安心ください。日本語表示可能です。

スマートフォン自体の言語設定が日本語であれば、アプリ内の表示も自動的に日本語で表示されるので、特に言語設定などは不要です。

他にもAirMiniアプリのここが良い!というポイントをまずはまとめておきますね。

◆AirMiniアプリ ココが良い!◆

1 日本語表示可能
2 本体との接続はBluetoothでラクラク
3 装置やマスクのセットアップガイドあり
4 睡眠スコアをチェックしてモチベーションを保てる

それでは、使い方を詳しく見ていきましょう!

【参考】AirMiniアプリに関するResMed公式サイト

■目次■
1)アプリをスマートフォンにインストール
2)CPAP装置とスマートフォンを接続
3)装置と付属品のセットアップ
4)テストドライブ
5)トラブルシューティング機能
6)カスタマイズも可能
7)睡眠スコアをチェック
さいごに

1)アプリをスマートフォンにインストール


AirMiniのアプリ「AirMini by ResMed」は、iOSとAndroid両方で利用できます。

アプリを起動したら利用規約を確認。画面下の3つの項目にチェックを入れたら、「接続」ボタンをタップ。


2)CPAP装置とスマートフォンを接続


まず、装置本体のBluetoothボタンを押します。
Bluetoothボタンの上の青いライトが点滅を始めたらアプリ画面下の「接続」をタップ。


スマートフォンの接続先選択の画面に「ResMed ××××」が表示されたら、それをタップ。「ResMed ××××」が表示されるまで30秒程度かかる場合もあります。


装置本体の背面にある4桁のキーをスマートフォンに入力。
これで接続は完了です!

3)装置と付属品のセットアップ


次に、アプリの指示に従って、装置と付属品のセットアップを行います。

まずは、使用するマスクを選択します。
マスクの種類(鼻マスク、鼻ピロー、フルフェイス)⇒マスク(今回はエアーフィットP10マスクを使用)の2段階で選んでいきます。

次に、エアチューブと電源を接続して、

加湿カートリッジ「Humid X」を取り付けます。
(※加湿が不要な場合は取り付けなくても使えます)

マスクを接続します。

準備が完了しました!

4)テストドライブ

CPAPビギナーにうれしい機能がテストドライブ(試運転)

実際にマスクを着けた状態でベッドに寝ながら装置を使ってみることで、圧を体感し、マスクのフィット感などもチェックできます。

弱めの圧から始まり、最も強い圧まで少しずつ圧が上がっていくので、マスクをして息を吐くのに慣れていなくても、テストドライブを通してゆっくりとコツをつかむことができます。

5)トラブルシューティング機能

テストドライブをしていて、マスクから空気が漏れている(リーク)とAirMiniが感知した場合、トラブルシューティング機能を使ってリークの原因を突き止めることができます

リークには以下のようなさまざまな原因が考えられます。

・口が開いていてそこから空気が漏れている
・マスクやチューブの接続部分から漏れている
・マスクのサイズが合っていない
・マスクの装着方法に問題がある

…といった点を一つずつ確認していきます。

マスクの選び方が分からないという方はこちらをご参照ください▼

6)カスタマイズも可能

AirMiniのアプリからは、以下の4つの機能の設定変更ができます。

・入眠するまで圧を弱めにするランプ機能
・息を吐く時に圧を弱める圧力開放機能
・マスクを付けたら治療がスタートするスマートスタート機能
・マスクを外したら(外れたら)治療がストップするスマートストップ機能

アプリ下部の「①スリープ」⇒「②治療」⇒「③オプション」と進むと、調整ができる画面になります。

私は、CPAP装置にまるっとお任せしていて、ランプ機能は「自動」、それ以外はすべてONにしています。

7)睡眠スコアをチェック

CPAPを付けて寝たら、翌朝はアプリで睡眠スコアをチェックしましょう。

昨晩CPAPを付けて寝た合計時間、マスクの密閉性、マスクを付けたり外したりした回数などを計算した総スコアが毎朝表示されます。点数が高いほどCPAPがしっかり使えていて睡眠の質が良いということです。

睡眠スコアが良いと体調も良いような気がするので、「今晩もCPAP付けよう!」とモチベーションも上がるし、最近では毎朝アプリをチェックするのが楽しみになっています。

※アプリからチェックできるのは直近30日間分の睡眠スコアです。データ自体は1年分保存されます。

さいごに

AirMiniのアプリは、ResMedが「コーチングアプリ」を目指してデザインしたものだそうです。

つまり、CPAP装置を操作するだけでなく、CPAP治療で起こりがちな問題を解決し、患者の治療への意欲(アドヒアランス)を保つのがアプリの役割なのですね。

もちろん、AirMiniのアプリがなんでも解決できるわけではありません。医師の指示のもと、アプリのスコアも参考にしつつCPAP治療を継続し、効果を少しでも高めていけるのが理想かなと思います。

このコラムが、AirMiniに興味がある方の参考になると嬉しいです。



小さくて携帯に便利なAirMiniについてはこちら ▼

※当コラムは2022年7月時点のiPhone版のAirMiniアプリを参考にして作成しております。
アプリケーションの動作保証は致しかねる旨、あらかじめご了承ください。


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